愛知県額田郡幸田町の小児科 とみた小児科

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小児科医から・・・

☆生後4カ月までの赤ちゃんの「でべそ」の治療について

いわゆる「でべそ」のことです。生後2~3ヵ月頃に「でべそ」の程度が一番強く、その後、徐々に小さくなり、1才頃までには約80%が自然に治ることが分かっていました。しかし、経過観察中に他人から「でべそ」の存在を指摘されるなど両親の精神的負担が大きいことや,でべその増大により「おへそ」が膨隆し,皮膚にたるみが生じ、そのため自然治癒後に「おへそ」の皮膚のたるみを残すこと,さらにその醜形に対して美容的観点から手術を要することなど多くの問題がありました。

そこで「おへそ」に醜形を残さず、早期に自然治癒を促すことを目的に、早い時期から綿球でおへそを圧迫する保存的治療を行っています。生後早い時期から施行すると(できれば生後4カ月までに開始)有効と言われています。

☆思春期特有の悩み

思春期特有の悩み(こころや気持ち、ストレス、成長や発育、低身長や肥満、2次性徴が早すぎる、遅い、生理が早い・来ない、甲状腺、など)の相談しています。

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☆低身長

子どもの成長発育・低身長・体重増加不良・肥満・甲状腺・二次性徴・思春期疾患・内分泌ホルモンなどについてお気軽に御相談ください。

Q:子どもの身長発育に関して、家庭で注意することを教えてください。

A:大切な4大ポイントを示します。

1、睡眠:成長ホルモンは睡眠中にたくさん分泌されます。夜は熟睡することが成長発育にとって重要です。テレビゲームやコンピュータで夜遅くまで起きている子が増えています。規則正しい生活リズムをつくり、夜更かしはやめ早く寝ましょう。

2、できるだけ体を動かそう;運動している時も多く成長ホルモンが分泌されます。戸外で遊ぶ機会が少ない時は休日に家族で散歩もいいでしょう。大人もよい運動になります。

3、栄養バランスの取れた食事を;たんぱく質が大切ですが、それよりもまずいろんな食品をバランスよく食べることが重要。インスタント食品や外食に頼りすぎた食事は、脂質や塩分の摂取量が多くなりがちで、栄養バランスを崩します。ほどほどに。愛情のこもった手作りの料理がやはり最高です。

4、愛情も大切;子どもが虐待や育児放棄(ネグレクト)などにより非常に強い精神的なストレスを被ると、成長ホルモンの分泌は低下し一時的に身長の伸びが悪くなります。その子どもに対する治療はどうするのでしょうか?それは、難しい手術をすることではなく、ホルモンの薬をがんばって飲ませることでもありません。ただ、ただ、人がそばにいてあげて、一緒に遊んだり、良いところを見つけ褒めてあげたり、話しをしたり、聞いてあげたり、体をさすってあげたり、抱きしめてあげたり、・・・・つまり子どもと「心からのふれあい」をするのが一番の良薬なのです。その状態を続けていると、あら不思議、成長ホルモンの分泌は改善し、再び背が伸び始めます。“catch-up growth”といいます。(“catch-up growth”は、“取り戻し成長”と訳します。)

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